2019年06月17日

【PEP治療院:症例紹介〜ハムストリングス肉離れ〜】

PEP治療院にて微弱電流でハムストリングス肉離れの治療を行った症例を紹介致します。

小学生のサッカー選手、1月20日の試合にフィールドプレーヤーとして出場し、脚を伸ばしながらトラップした際に、左内側ハムストリングスを受傷。今までのポジションはキーパーであったが、12月からフィールドポジションもやるようになった。4日後に行われる関西トレセンになんとしても参加したいということで、医学的に無理は承知であるが受傷後翌日にPEP治療院に来院。病態確認のため一旦Nクリニックに紹介し、医師による検査・診察へ。エコー検査にて左内側ハムストリングス(半膜様筋)肉離れ(U度損傷)と診断。病態が把握できたためPEP治療院で治療開始となる。

▷ 基本情報
【性別】 男性  小学6年生
【身長】171.0 cm 【体重】63.0 kg
【スポーツ】サッカー
【ポジション】ゴールキーパー
【活動レベル】関西トレセンレベル

▷ 医学的情報
【診断名】左内側ハムストリングス肉離れ(U度損傷)

【受傷・現病歴】2019年1月サッカーの試合中、フィールドプレーヤーとして出場し、脚を伸ばしながらトラップした際に、左内側ハムストリングス(半膜様筋)を受傷。
【主訴】股関節屈曲時の痛み・歩行荷重時の痛み

【既往歴】特になし

▷ 状態・機能障害など
【炎症・疼痛】圧痛(+)、腫脹(+)、熱感(-)
【組織損傷】左内側ハムストリングス(半膜様筋)近位1/3
【筋スパズム】左外側ハムストリングス、股関節外旋筋群、腓腹筋
【運動障害】:跛行(+)
【客観的所見】SLR右60°/左35° NRS 9

▷ 治療方針・計画
【結果因子に対する治療方針】
・半膜様筋の過剰な炎症症状(圧痛)を軽減させる→アキュスコープ用いての全身通電
・外側ハムストリングス、股関節外旋筋群、腓腹筋の筋スパズム→マイオパルスを用いて、局所的通電

▷ 治療進行計画
・肉離れでの受傷急性期で炎症症状が顕著であり、アキュスコープを用いての可及的速やかな炎症症状の消失を図った
・治療開始当日は炎症症状のコントロールと共に、受傷4日後には試合が控えていたため、例外ではあるが疼痛の程度を見ながら治療翌日より運動開始予定とした。
・しかし、今後のことを考えるとリスクも大きいため、コーチ監督としっかりと相談するよう促した。そうしたところ、今回の参加は見送って、来月以降のトレセンに参加してはどうかとの助言があり、本人もこれに同意した。
・そのため、復帰は医師の診断に基づき4週間後を目指すこととなった。

▷ 治療結果と課題
・治療前(1/21)

ハム治療前加工.png

・治療後(1/23)

ハム治療後加工.png


【改善できたこと】
SLR 左35°→ 55° 
NRS 9 → 4
腫脹・圧痛・熱感といった炎症症状
歩行荷重時の痛み
股関節屈曲時の痛み

【残存した課題】
腫脹の残存
股関節可動域の左右差
ハムストリングの筋力発揮の左右差

▷ まとめ
・早期復帰に向けた内側ハムストリングスの症例を経験した
・通常であれば1ヶ月程度治療を要する状態であったが、例外的に4日後の試合出場を目指した
・治療の結果、腫脹、跛行、SLRの可動域は改善した

今回は患者様からの強い要望があり、医師の管理の元4日後の試合を目指して治療を行いました。

その後、サポーターやテーピングを用いて患部のストレスを軽減しながらの復帰を試みましたが、結局、試合出場についてはコーチとの話し合いの末、大事を取り見送ることになりました。

大事な試合前などでは、病態が悪化するリスクを承知でスポーツ復帰を試みることがあると思います。医療者として、それを認める事が正しいか正しくないかについては、常に自問自答するところですが、もしリスクを承知で復帰を試みるのであれば、出来る限りリスクを最小限にする必要があると考えています。そのため、当治療院では、隣接しているNクリニックの医師と連携し、病態をしっかりと把握した上で治療を行っています。通常の治療はもちろんのこと、本症例のように試合直前で何とかしたいというようなご要望がありましたら、一度PEP治療院にご相談ください。

PEP治療院
大阪府岸和田市別所町3-9-23
Tel:072-457-3458 

posted by PEP OSAKAスタッフ at 10:30| Comment(0) | PEP治療院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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