2016年06月15日

下位交差症候群

皆様、こんにちは。


先日、一般的に多いヒューマンムーブメントインペアメントである、”上位交差症候群(Upper Crossed Syndrome)”をご紹介しました。
http://pep-osaka.seesaa.net/article/438431397.html

ヒューマンムーブメントインペアメントに関しては、こちら
http://pep-osaka.seesaa.net/article/435690206.html


今回は、“下位交差症候群(Lower Crossed Syndrome)”をご紹介します。

下位交差症候群.jpg

Weak Muscle (筋力低下・機能不全が考えられる筋肉)
下位腹筋・多裂筋・深部背筋群・大殿筋・大腿二頭筋など

Tight Muscle (短縮・柔軟性低下が考えられる筋肉)
腸腰筋・浅部背筋群・大腿直筋・股関節内転筋群など

が考えられます。

関節系としては、骨盤の過度な前傾・腰椎の過度な伸展など、いわゆる反り腰になります。

また、腰椎の安定性が低下することにより、体幹の安定性低下や股関節周囲の柔軟性が低下することで、腰痛や、下肢の外傷・障害のリスクも高まります。


改善のためにはTight Muscleの柔軟性向上と、Weak Muscleの筋力向上が単純な考え方となりますが、原因は人それぞれです。
十分な評価を行い、原因を突き止めた上でのアプローチが必要となります。

PEP Osakaではトレーニングを始める前にアセスメントを行い、姿勢やムーブメントアセスメント、可動域評価、徒手筋力評価を行うことで、その原因をより明確にでき、より効果的なアプローチを行うことができます。

アセスメント・パーソナルトレーニング
http://n-cli.com/pep-osaka/service/personal.html


次回は、“回内ゆがみ症候群(Pronation Distortion Syndrome)”についてご紹介したいと思います。


パーソナルトレーニングジムPEP Osaka
大阪府岸和田市別所町 3-10-10 1F
TEL:072-423-8460
ホームページ:http://www.n-cli.com
Facebook:https://www.facebook.com/peposaka

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2016年05月30日

上位交差症候群

皆様、こんにちは。

以前、このブログで“ヒューマンムーブメントシステム(Human Movement System)”をご紹介し、筋系、神経系、関節系のいずれかに変化が生じることで他の2系にも影響を及ぼしヒューマンムーブメントシステムインペアメントの状態に陥ると、説明しました。

詳細はこちら
http://pep-osaka.seesaa.net/article/435690206.html


今回は一般的に多いヒューマンムーブメントインペアメントである、”上位交差症候群(Upper Crossed Syndrome)”をご紹介します。

一般的には猫背や円背と呼ばれる状態です。

上位交差症候群.jpg

上図は一例ですが、

Weak Muscle (筋力低下・機能不全が考えられる筋肉)
菱形筋・僧帽筋中部繊維・同下部繊維・前鋸筋・小円筋・棘下筋・三角筋後部繊維・頚部屈筋群など

Tight Muscle (短縮・柔軟性低下が考えられる筋肉)
大胸筋・小胸筋・肩甲挙筋・僧帽筋上部繊維・広背筋・肩甲下筋・胸鎖乳突筋など

などが考えられます。

関節系としては、胸椎の後弯増大、頚椎の前弯減少、肩甲骨の前傾、挙上、翼状肩甲など、いわゆる猫背、円背となります。
さらには動きとしては、肩関節の可動性の低下、肩甲骨の安定性低下による肩甲上腕リズムの乱れ、肩関節の安定性低下などが考えられます。

それらにより、ローテータカフなど肩関節の軟部組織へのストレスが増大し、インピンジメント症候群などの傷害のリスクも増大します。
また、姿勢不良に伴う、胸郭出口症候群や肩こり・頭痛などを引き起こす可能性があります。


改善のためにはTight Muscleの柔軟性向上と、Weak Muscleの筋力向上が単純な考え方となりますが、原因は人それぞれです。
十分な評価を行い、原因を突き止めた上でのアプローチが必要となります。

PEP Osakaではトレーニングを始める前にアセスメントを行い、姿勢やムーブメントアセスメント、可動域評価、徒手筋力評価を行うことで、その原因をより明確にでき、より効果的なアプローチを行うことができます。

アセスメント・パーソナルトレーニング
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次回は、“下位交差症候群(Lower Crossed Syndrome)”についてご紹介したいと思います。


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2016年03月26日

PEP Osakaのパーソナルトレーニングのコンセプト

皆様、こんにちは。

今回はPEP Osakaのパーソナルトレーニングの基本的な考え方についてご紹介します。
PEP OsakaではアメリカのNASM (National Academy of Sports Medicine)の理論とプロトコルを取り入れています。

NASMの理論に累積による傷害サイクル(The Cumulative Injury Cycle)があります。
以下の図のようになります。

1.png

このような傷害サイクルを予防するためには“ヒューマンムーブメントシステム(Human Movement System)”を理想的な状態にする必要があります。

図1.png

1.筋系:筋長−張力関係(Length-Tension Relationships)
:適切な筋の長さを保つことでノーマルな筋力を発揮できる

2.神経系:相反神経支配(Force Couple Relationships)
:適切な筋神経系コントロールによる共収縮

3.関節系:関節運動学(Arthrokinematics)
:適切な可動域を適切なタイミングで発揮


筋系、神経系、関節系のいずれかに変化が生じることで他の2系にも影響を及ぼしヒューマンムーブメントシステムインペアメントの状態に陥ります。

図1in.png

その一例をご紹介します。
筋系の変化が他の2系へ影響を及ぼしヒューマンムーブメントシステムインペアメントの状態に陥る例です。

@股関節内転筋群がタイトになる
A拮抗筋である中殿筋への神経系伝達が低下(相互抑制、Reciprocal Inhibition)
B中殿筋の股関節外転における主導筋としての働きが低下
C股関節外転における共同筋である大腿筋膜張筋が主導筋として働く(相乗作用の優位、Synergistic Dominance)
D股関節内旋筋でもある大腿筋膜張筋の作用で片脚支持や片脚での切り返し動作、ウォーキング・ランニング動作等での代償動作(Knee in, Toe out)が見られる(関節系の変化、Arthrokinetic Inhibition)

このように、いずれかに変化が生じることで他の2系にも影響を及ぼしヒューマンムーブメントシステムインペアメントの状態に陥ります。

次回は一般的に多いヒューマンムーブメントシステムインペアメントの詳細な例をご紹介します。


パーソナルトレーニング
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パーソナルフィットネスクラブPEP Osaka
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2016年02月01日

書籍紹介「LOW BACK DISORDER」

皆様、こんにちは。

今回のブログは、書籍紹介です。

以前、PEP Osakaの体幹トレーニングの考え方について書きました。
Part.1 ドローイン → http://pep-osaka.seesaa.net/article/430867390.html
Part.2 アブドミナルブレース → http://pep-osaka.seesaa.net/article/432977927.html

これらに関する参考書籍です。

「LOW BACK DISORDER」
Stuart McGill 著

Low Back Disorders-3rd Edition with Web Resource: Evidence-Based Prevention and Rehabilitation -
Low Back Disorders-3rd Edition with Web Resource: Evidence-Based Prevention and Rehabilitation -

著者のStuart McGillはUniversity of Waterloo, Department of Kinesiologyの教授で、脊柱の機能・傷害予防及びリハビリテーションの世界的権威です。

昨年11月にニューエディションとなる3rd editionが発売され、腰痛に対する傷害評価を詳細に解説しています。
腰痛の原因になるコンディションや環境についての説明、それらの影響をいかに減らして患者を痛みから解放するかを解説しています。
このブログで紹介したAbdominal Braceの説明や体幹の共収縮の必要性も含まれています。

この原著書籍は英語となっていますが、日本語の翻訳版も発売されているようです。

「腰痛−最新のエビデンスに基づく予防とリハビリテーション」
Stuart McGill 著 吉沢栄造、才藤栄一、大谷清 翻訳

腰痛―最新のエビデンスに基づく予防とリハビリテーション -
腰痛―最新のエビデンスに基づく予防とリハビリテーション -

ただし、発売された時期を考えると1st editionの内容である可能性が高いので、最新の情報を得るには原著のほうが良いかもしれません。

興味のある方はぜひ読んでみることをオススメします!


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2016年01月25日

体幹の安定性を高める Part.2

皆様、こんにちは。

今回は、「体幹」に関する第2回です。

Part.1 はこちら
http://pep-osaka.seesaa.net/article/430867390.html

前回紹介した「ドローイン」はあくまでインナーの収縮を強調する手段であり目的ではなく、体幹の共収縮を実現するための一つのステップと考えているということを紹介しました。

「ドローイン」は腹直筋や外腹斜筋の収縮が低下し、競技などで産生される全身の大きな筋出力に対して、安定性を保つことは難しくなります。
そういった大きな筋出力に対して、安定性を保つためには、腹直筋や外腹斜筋が適切に収縮する必要があります。

今回、紹介するのは、「アブドミナルブレース」です。

「アブドミナルブレース」とはAbdominal(腹部、体幹)+Brace(留め具、ブレース)で、腹筋だけでなく背筋なども含めて体幹部の全ての筋(インナー〜アウターまで)を同時に収縮させ体幹部の安定性を高めることです(Super Stiffness)。

上腕を例にとると、上腕二頭筋と上腕三頭筋を同時に収縮させることで、肘関節を安定させるのと同じような感じです。

PEP Osakaではこの「アブドミナルブレース」の習得を目的として「カールアップ」を取り入れています。


仰臥位で片膝を立て、もう片方の膝は完全に伸ばします。
腰椎に両手を入れ、その手がちょうど入るくらいの腰椎のカーブを作ります。

CIMG9500.JPG

そこから、肩甲骨が浮くくらい上半身を持ち上げます。
そのときに、頚部を過度に屈曲させたり、頭部が前方に偏位しないよう、頚部はニュートラルに保ちます。
さらに、舌を上の歯の裏側に押しつけることで、舌骨下筋を収縮させることができ、胸鎖乳突筋など一部の頚部の筋肉の過用を防ぐことができます。

10秒間保持を3回行い、2〜3セット実施しています。

この「カールアップ」を基本として、様々な体幹を安定させるためのトレーニングを実施していきます。

次回は、このような体幹における認識について非常に参考になる書籍を紹介したいと思います。


パーソナルトレーニング
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